イル「さて、このファーストステージも中盤に差し掛かったところでしょうか。
今現在、最前線を走っているのは・・・・三人!三人が並んで走っております!」
イル「四大英雄幹部の、光選手。そして同じく四大英雄幹部の、才蔵選手。」
イル「そして、黑魔さんのところでバイトをしているという、ラミィ選手。私たちの高校では、
バイトは全面的に禁止なのですが、よろしいのでしょうか、黑魔さん」
黑魔は、一瞬、哀れむような表情をした。その後すぐに、汚らしいカスを見るような眼をし、
こう言い放った。
黑魔「きっと、彼女なりのやむ負えない事情があるのでしょう。ということで、
本来退学処分の所を、一週間停学処分程度にいたしましょう。」
ラミィ「お前全然、哀れんでないミィ!!というか、本来のバツが重すぎるミィ!!」
黑魔「哀れんでるよ。お前のカラッポの頭がな」
ラミィ・光「あんだと、ゴルァ!」
黑魔「光まで反応したぞ」
イル「自覚してたんですね。自分が馬鹿だってこと」
光「がぁーーー、しまった」
才蔵「馬鹿なんだな、お前達」
光「年中眠りこけてる、てめぇにだけはいわれたくねえな」
才蔵「ぐぅぅぅぅぅぅぅ、ぐぅぅぅぅぅぅぅ、ぐぅぅぅぅぅぅぅ」
ラミィ「走りながら寝てるミィ」
光「ていうかラミィ、いつものうさ耳が付いてないんだが。やっぱり、コスプレ・・・」
ラミィ「違うミィ、これがラミィの能力ミィ」
身体のパーツを取り外しできる、それが私の能力。よくあのバカ店長に地味だと馬鹿にだれる。
だが、これがあれば、獣人が苦手な彼とも嫌がられず付き合うことができる!
さすが私の能力!さいきょー!!
才蔵「耳が付いてない状態で、よく話がかみ合わないということがないな」
ラミィ「ラミィの読唇術は人一倍すごいミィ。お前らの言葉なんてすぐわかっちゃうミィ」
才蔵「でも、兎の長い耳は熱を逃がす効果があるって聞いたことがあるんだけど」
ラミィ「えっ」
三人兄妹のゼラル旅(自己紹介編)
私の名前は、マゼンタ。分かってると思うけど地球人。髪の毛がマゼンタ色で、
月の髪留めをしている。
隣にいる、青い肌に白い髪、そして、いつも通りのマヌケ顔。名はシアン。
ゼラル人で私たちの義理の妹。絵がとてもうまくて、もうそれを売って暮らせるほど。
星の髪留めをしている。ちなみにオッドアイ。赤と緑のね。
そして、長男で一番無口なお兄ちゃん。金髪なのに、灰色のボロを着ている。
昔、私を逃がして奴隷になったせいで、調教され、首輪をしてないと落ち着かないらしい。
その首輪に、太陽が刻んである。チョットしたイメチェンをしたらしい。
マゼンタ「やぁっと着いた。レースに出場せずに、こんなところに来ちゃったって知ったら怒るよなぁ~」
シアン「別によくない?私が絵を描くムシャシュギョーに行きましたって言ったら怒らないよ」
???「趣味で授業抜け出したって聞いたらもっと怒ると思う」
空港の両替所で、硬貨と紙幣を受け取った。なんか失くしそうで怖い。
昔の人はよくこんなものを失くさずに持っていられたものだ。
今は電子通貨だからそんな心配はしなくていい。ハックされたら盗まれるけど。
私たちは、一番しっかり管理してくれるお兄ちゃんに預けた。
目を輝かせながら、シアンが私を見つめたが、間違ってもこのアホのだけは預けない。
シアン「私、硬貨とか紙幣とかそーゆーものを見たの初めてなんだよね」
マゼンタ「あなた、私たちと出会うまでどうやって生活してたのよ」
シアン「ごみをあさったり、食べ物を盗んだり、それから・・」
マゼンタ「分かった、もういい。私が悪かったわ」
これからこの娘への態度を改めよう。

