高龍神社

長岡市山古志村の棚田の田園風景を超えたところにあるのが高龍神社。


太田川の上流の渓流に清められたマイナスイオンにあふれた雰囲気で、
三方を山に囲まれた、秘境的な環境。

商売繁盛の神社として有名で、人里離れたエリアに多くの参拝者が。


社殿はとにかく個性的。

せまい山の頂上に向けて、なんとか参拝できるように工夫したという
謎な建築技法。

エレベーターのある神社というのも、初めての体験。

伝説では約630年前に楠正成公御子の家臣・高野木(コウノギ)民部永張が蒲原に
向かう山中で道に迷い、戦で負った傷の痛みで苦しんでいるところに現れた龍神
に助けられた、というのが、村人たちは何百年もの間、大切にしてきた伝承。

その時は小さな祠が建てられていたたけだったという。

ところが、大正時代にとある事件をきっかけにいきなり全国区的な有名神社になり、
参拝者が殺到したらしい。

そのため、急遽それなりの社殿を建築することになり、創意工夫した姿が、この形らしい。

2004年10月23日に発生した新潟中越地震では、ここ高龍神社も大きな被害を受けた

今年は「辰年」。龍にあやかり、今年は大きな発展の年になってほしいね。

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