不眠症治療用スマホアプリは、「不眠症の認知行動療法(CBT-I:Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)」を応用したもの。
 

 アプリは、利用者個人の睡眠データ、ライフサイクルなどに合わせて最適化された内容が自動送信される仕組み。利用者が受け入れやすいタイミングでショートメッセージを送信することで、望ましい行動へと導くことを狙っています。
 

 不眠重症度質問票(ISI:Insomnia Severity Index)で症状の深刻さを計測し、試験終了後にISIのスコアの改善を確認した結果、試験前のISIの平均スコアは介入群、対照群ともに9.2だったが、4週間後の平均値は介入群が6.8、対照群が8.0で、統計的に有意な差が現れました。