「脳活動を人工知能で読み取ることで、その人が考えていることを直接文章に翻訳できるようになった」という研究があります。
 

 てんかん患者に短文を音読させ、その間の脳活動を記録するという一連の流れを繰り返すことで、人工知能が関係性を学習し、その人の脳活動から文章を予測することができるようになりました。
 

 さらに、「文章を音読せずに頭の中で思い浮かべるだけで、その文章を97%の精度で予測できる」ようになりました。「文章を声に出して音読しているとき」と「文章を声には出さずに思い浮かべているとき」の脳の活動が似ていることから可能になりました。