塩分の取りすぎは、健康状態の悪化を招きますが、慣れた味や食習慣を変えるのは簡単ではなく、「忍耐」が必要とされます。
 

 このたび、キリンホールディングスは「電気味覚」という技術を開発。微弱な電流を流す箸を用いて、塩味の感じ方を1.5倍に増強することに成功しました。
 

 舌に電気を流すと味を感じる現象は250年以上前から知られており、その後、フォークなんどの食器を電極として電気を流すことで、味の増強を目指す研究が行われてきました。