座位時間の長い人は、12の病気を発症しやすく、座位時間を減らし運動をすれば、それらのリスクは低下することが、eClinicalMedicine誌に掲載されました。
1日の座位時間が6時間を超える人は、虚血性心疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患、喘息、慢性腎臓病、慢性肝疾患、甲状腺疾患、抑うつ、片頭痛、痛風、関節リウマチ、憩室症の発症リスクが有意に高い結果となりました。
また、1日の座位時間を1時間減らして、代わりに高強度の身体活動(VPA)を実施するなら10種類(糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞性疾患、憩室炎、抑うつ、慢性肝疾患、虚血性心疾患、肺癌、炎症性腸疾患、睡眠障害)の病気の発症リスクが7~19%低下することが示されました。