膵臓がんの早期発見の鍵が便の中に隠されていることが、「Gut」誌に報告されました。
 

 研究では、糞便検体から、膵管がん患者に特徴的な27種類の微生物が特定され、これらの微生物パネルを用いることによって84%の精度で膵管がん患者を検出できることが示されました。また、このパネルに、腫瘍マーカーである糖鎖抗原19-9(CA19-9)を組み合わせると、検出精度が94%まで上昇しました。