身長の高い成人は身長の低い成人より、大腸がんや大腸ポリープを発症するリスクが高いことが「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」誌に掲載されました。
 

 研究の結果、最も背の高い人々のグループは、最も背の低い人々より大腸がんを発症するリスクが24%高いことが示されました。また、身長が10cm高くなるごとに、大腸がん発症リスクが14%、ポリープ(腺腫)ができる確率が6%上昇することがわかりました。
 

 高身長は、喫煙、飲酒、加工赤肉の多量摂取などと同様に、大腸がんリスクの1つになることが確認されました。