就寝中も症状を呈する胃食道逆流症(GERD)患者において、睡眠姿勢が左側臥位では、仰臥位や右側臥位に比べ、食道での酸曝露時間が有意に短いことが、Am J Gastroenterol誌に報告されました。
 

 逆に、右側臥位では食道での酸曝露時間が長いことが報告されています。
 

 GERD患者の最大80%が夜間に症状を呈し、睡眠の質に悪影響を及ぼしていることから、左側臥位で寝ることにより睡眠の質が向上する可能性があります。