エーザイは、米製薬バイオジェンと共同開発を進めるアルツハイマー病の治療薬候補「レカネマブ(BAN2401)」について、2022年度中にも、早期患者を対象として、製造販売の承認申請を行うと発表しました。すでに承認申請の手続きを始めている米国に加え、欧州でも同年度中に申請する方針。
 

 エーザイによると、レカネマブは、アルツハイマー病の原因とみられるたんぱく質「アミロイドβ」を脳内から取り除くことで、長期にわたり、認知機能の低下を抑える効果があります。
 

 先行販売したアデュカヌブが苦戦しているため、起死回生となるか注目されます。