新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染から回復した患者を対象に、回復後にBNT162b2ワクチン(ファイザー社/ビオンテック社)を接種した患者(接種群)とワクチンを接種しなかった患者(対照群)を比較検討した結果がN Engl J Med誌に掲載されました。
 

 接種群では10万人当たり2.46人/日)、対照群では10.21人/日に再感染を発生しました。ワクチンの有効性は、16-64歳患者では82%、65歳以上では60%と推定されました。
 

 1回接種と2回接種のワクチン有効性に有意差はありませんでした。