2型糖尿病患者を対象とした臨床試験において、チルゼパチド投与群が、インスリン漸増投与群に対する優越性を示したことを報告、結果がLancet誌に掲載されました。
 

 同試験では、投与開始後52週時において、インスリングラルギン投与群の結果〔HbA1c 1.44%低下、体重1.9 kg(2.2%)増加〕に対し、チルゼパチド最高用量群(15 mg)ではHbA1cが2.58%低下し、体重が11.7 kg(13.0%)減少。
 

 チルゼパチドによるHbA1cおよび体重の一貫したコントロールが最長2年間維持されていました。