HIROTSUバイオサイエンスは、線虫を用いたがん検査「N-NOSE」で、すい臓がんの早期発見を可能にしたと発表しました。
 

 線虫が、がんのにおいに反応して集積する性質を利用し、すい臓がんのにおいの受容体を遺伝子組み換えでノックアウト。ノックアウト線虫は、すい臓がんにのみ反応しないため、他の線虫との反応の差によりすい臓がんを特定できるといいます。
 

 ステージ1の早期から発見可能で、22検体での実験では感度100%、特異度91・3%とのこと。すい臓がんの診断において、ゲームチェンジャーになるか、注目です。