中国の農村600村で、脳卒中既往歴がある患者および60歳以上の高血圧患者計2万995例を対象に、代替塩(塩化ナトリウム75%、塩化カリウム25%)が心血管転帰にもたらす効果を検討した結果がN Engl J Med誌に発表されました。
 

 その結果、代替塩群は食塩群よりも、1000人年当たりの脳卒中、主要心血管事象(心筋梗塞など)、死亡の発生率が低い結果となりました。