塩分の摂取過多は、高血圧やその後の脳卒中リスクを高めることが懸念されています。
 

 このたび、脳卒中の高リスク集団に対し、代替塩の使用により、脳卒中の有意な抑制効果が認められたことが、N Engl J Med誌に掲載されました。
 

 これまで、ナトリウム(Na)摂取が多く、またカリウム(Ka)摂取が少ないと、血圧上昇が懸念され、Na摂取の制限またはKaの追加により血圧低下が認められ、両者の長所を組み合わせた代替塩を用いた検討でも、血圧の低下が示されています。