涙の中に含まれるエクソソームを調べることで、乳がんかどうかがわかる新しい検査法の開発が進んでいます。
 

 エクソソームはさまざまな細胞から放出される100ナノメートル程度の大きさの細胞外小胞の一つ。がん細胞から出るエクソソームは、がんの増殖や転移に関わることが明らかになっており、がん診断のバイオマーカーとして大いに注目されています。
 

 近い将来、自宅や近所のドラッグストアなどで、多くの女性が手軽に検査を受けられるようになれば、早期に発見できる乳がんがもっと多くなると期待されます。