日本イーライリリーは、成人および青年(12歳以上18歳未満、体重40 kg以上)の中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者を対象に、抗インターロイキン(IL)-13抗体薬lebrikizumabの有効性を検討した結果、半数以上で皮膚病変消失を達成するなどの有意な改善をもたらしたと発表。
認められた有害事象で、頻度が高かったのは結膜炎、上咽頭炎、頭痛などでありましたが、有害事象による投与中止はプラセボ群1.7%に対し、lebrikizumab群1.4%と同程度でありました。
なお、lebrikizumabは中等症から重症のアトピー性皮膚炎の成人および青年患者(12歳以上18歳未満、体重40 kg以上)を対象として米食品医薬品局(FDA)からファストトラック指定を受けています。