このワクチンは、遺伝子工学の技術を用いて、患者の体内の免疫システムにがんだけを標的として作用するように作られていることが、米国がん研究協会年次総会(AACR 2021)で発表されました。

 

 臨床試験の結果、がん患者13人中4人は無病生存状態を達成し、無増悪生存期間の中央値は618日でありました。

 

 副作用は、およそ3分の1の患者に軽度の注射部位反応が現れた程度でありました。