普段から野菜や魚、食物繊維を豊富に摂取している人の腸内では炎症を抑える働きを持つ細菌が豊富である一方で、ファストフード好きの人の腸内では炎症を促進する細菌が豊富である可能性が高いことが明らかとなり、「Gut」誌に掲載されました。
 

 野菜、果物、脂の多い魚、ナッツ類、食物繊維が豊富に含まれる穀類の摂取量が多い人の腸内では、抗炎症作用を有する短鎖脂肪酸を作り出す細菌の濃度が高いことが判明しました。
 

 また、ファストフード、すなわち肉やフライドポテト、加糖飲料、加工されたスナック類の摂取量が多い人では、炎症を促す腸内細菌が多く生息していることが分かりました。