三菱ケミカルホールディングスグループの生命科学インスティテュート(LSII)は、再生医療製品「Muse(ミューズ)細胞」について、脳梗塞亜急性期にともなう日常生活動作障害と機能障害の改善に対して安全性と有効性が示されたと発表しました。

 有効性評価では、日常活動が行え、職場復帰できる状態まで回復した被験者が、プラセボ投与群では一切認められなかったのに対し、ミューズ細胞投与群では31・8%に達しました。また、身の回りの事ができる状態となった被験者は68・2%とプラセボを30%以上上回りました。