大腸ポリープ患者の第一度近親者の大腸がん(CRC)リスクを検討した結果がBMJ誌に報告されました。
 

 大腸ポリープがある第一度近親者がいる人の大腸がんリスクは1.40倍で、ポリープのある第一度近親者数が多いほど(第一度近親者2人以上1.70倍)、またポリープの診断年齢が低いほど(50歳未満1.77倍)リスクが高い結果となりました。
 

 ポリープと大腸がんがある第一度近親者が2人以上の場合、リスクは5.00倍まで上昇しました。