厚生労働省などが推進している国民健康づくり運動「健康日本21」では、成人の1日の野菜摂取量350g以上を目標に掲げていますが、この目標が達成できた場合、心血管疾患、がん、糖尿病性腎臓病に伴う障害調整生命年(disability-adjusted life years;DALYs)を大きく減らせるという研究結果が「BMC Public Health」誌に掲載されました。

 

 DALYsは、疾病による障害や早期死亡のために失われた健康的な生活の損失の程度を表す指標で、数値が小さいほど疾病負担が少ないことを意味します。