東レは、1滴の血液で最大約100種類の物質に対するアレルギー検査ができるバイオチップを開発したと発表しました。

 

 アレルギー検査では、アレルギー症状を引き起こす原因となるアレルゲンに特異的に結合するIgE抗体の血中量を測定するのが一般的。特にアレルギー検査を受けることが多い子供にとって多量の採血は負担が大きく、微量な血液でのアレルギー検査が望まれていました。

 

 バイオチップは体外診断用医薬品として、2022年度中の製造販売承認申請を目指しています。