心停止の中でも夜間睡眠中に生じたものは特に致命的となり得ますが、そのような心臓突然死(SCD)は、男性よりも女性によく生じることが「Heart Rhythm」誌に掲載されました。
 

 解析の結果、女性の性別(オッズ比1.3)、傾眠や呼吸抑制に関わる薬剤(鎮静薬や鎮痛薬など)の使用(同1.2)、慢性閉塞性肺疾患/喘息(同1.4)が、危険因子であることが判明しました。
 

 SCDは前兆がないまま突然起こり得ますが、院外での心停止の生存率はわずか10%に過ぎません。