月の満ち欠けの周期に同調して、人の睡眠時間が変動していることを示すデータが報告され、「Science Advances」誌に掲載されました。
 

 データ解析の結果、満月の前の3~5日は就寝時刻が遅くなり、かつ睡眠時間が短くなる傾向が認められました。反対に新月前の数日間は、最も睡眠時間が長い結果となりました。
 

 睡眠障害のため、医師から明るい光やスクリーンタイム(スマートフォンなどの利用時間)を減らすことを指示されている場合、満月に近い時期にはその対策をより強化すべきかもしれません。