マウスを用いた実験で、ワクチン接種により免疫系を再プログラミングして、膀胱炎の原因となる大腸菌を除去し、再発を防ぐことができる可能性が示され、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に掲載されました。
 

 ワクチンを、大腸菌が残存する膀胱への直接投与した結果、膀胱内の残存細菌が完全に除去されただけでなく、膀胱炎の再発防御効果も高いことが示されました。
 

 ただし、動物を用いた研究結果と同じ結果が、ヒトを対象にした試験でも得られるか、現在検討中。