唾液で癌のリスク検査から早期発見へ

　山形県鶴岡市のベンチャー企業であるサリバテックが、少量の唾液を分析することで複数の癌のリスクを測定できる「サリバチェッカー」を開発しました。

　健康診断や人間ドックなどと同様に、唾液を検査することで癌罹患のリスクを評価し、必要に応じて精密検査を促すもの。

　一部の医療機関で提供を開始しているこの検査は、癌で異常値を示す唾液中成分の濃度を測定・解析することで、膵癌、肺癌、大腸癌、口腔癌、乳癌のリスクを判定します。