結婚後の生活が幸せか否かはある程度、遺伝子によって決まるのかもしれないとする研究結果が、「Scientific Reports」誌に掲載されました。

 

 特定の遺伝子型を持つ人は、結婚後の満足度が高い状態に維持されやすいことが明らかになりました。

 

 具体的には、CD38の遺伝子型がCCの人は、ACまたはAAの人に比べて、感謝(P=0.037)や信頼(P=0.010)、許容(P=0.006)のレベルが有意に高く、夫婦であることの満足度も有意に高い(P=0.025)という結果が得られました。