ミキサーやジューサーなどを使った異なる3通りの作り方で比較した結果、野菜ジュースの抗酸化物質や植物性化合物の濃度に差が認められたというデータが報告され、「ACS Food Science & Technology」誌に掲載されました。
 

 抗酸化物質とフェノール類の含有量は、ミキサーよりもジューサーで作られた野菜ジュースの方が優れており、特に低速ジューサーで作られたジュースはそれらのレベルが高い結果となりました。
 

 ただし、ミキサーが必ずしも劣っているというわけではなく、α-アミラーゼ阻害作用のある化合物は、ミキサーで作ったジュースの方が含有量が多い結果でありました。α-アミラーゼの働きを阻害することは、食後の血糖値の急な上昇の抑制につながります。