ラクトフェリンを1日200mgまたは600mg摂取することで、急性胃腸症状の有症率が有意に低下することが確認され、「International Journal of Environmental Research and Public Health」誌に掲載されました。
 

 ラクトフェリンは、ヒトなどの哺乳類の乳汁や唾液に含まれるタンパク質。加熱殺菌前の牛乳に微量含まれ、抗菌、抗ウイルス、免疫調節作用を示すことが知られています。
 

  これまでの基礎研究から、ラクトフェリンは冬の感染性胃腸炎の主要な病原体であるノロウイルスに対して抗ウイルス作用を示すことが報告されています。