肉や魚、乳製品を食べないビーガンは、骨折リスクが4割以上高いことが「BMC Medicine」誌に掲載されました。
 

 魚は食べるが肉は食べないペスクタリアンや、肉と魚を食べないが乳製品や卵は食べるベジタリアンも、同様の結果となっています。
 

 この結果について、ビーガン、ベジタリアン、ペスクタリアンはいずれもBMIが低かったことが理由の1つとして上げられています。BMIが高いことは、エストロゲン分泌量が多いことや、骨の強度、転倒時の衝撃吸収性と関連することが報告されています。また、肉を食べない人はカルシウムとタンパク質の摂取量が少ないことも関係しています。