スウェーデンKarolinska研究所は、同国の女性を対象にした臨牀試験で、ワクチンを接種したことがない女性に比べ、17歳までに接種した女性は子宮頸癌が88%減少、17~30歳までに接種した女性では53%減少していたと報告、結果がNEJM誌に掲載されました。
 

 これらの結果から著者らは、スウェーデンの10~30歳の女性では、4価HPVワクチン接種は、全国レベルで浸潤性子宮頸癌のリスクを減らしていたと結論しています。
 

 日本人でも、同様の結果が予想されており、子宮頸癌ワクチンのデメリットをはるかに上回るメリットがあると考えられています。