公共水道水に含まれる天然リチウム濃度が高くなると自殺死亡率が低くなることがBr J Psychiatry誌に報告されました。

 

  「魔法のイオン」と呼ばれることもあるリチウムは、双極性障害や気分障害と呼ばれる症状に苦しむ人に対し、躁うつエピソードや気分の安定、自殺の防止などを目的に広く使われており、衝動を抑えたり、慢性的な薬物乱用などに対処したりするために使用される場合もあります。 

 

 世界では現在80万人以上が自殺で死亡し、15~24歳では死因第1位になっています。