チョコレートを1週間に1回以上食べる人は、心臓病になるリスクが低いという結果が、「European Journal of Preventive Cardiology」誌に掲載されました。

 

 解析の結果、チョコレートの摂取頻度が週に1回以下の場合と比較して、週に1回または月に3.5回を上回る場合、冠動脈疾患の相対リスク(RR)が8%低下しました。

 

 チョコレートには、炎症を抑制し善玉コレステロールを増やすフラボノイドなどが含まれていて、血管に良く心臓を保護するような働きもあります。ただし、市販のチョコレートには砂糖や牛乳が使われていて、脂肪分やカロリーが多いため、肥満や糖尿病の人の場合、食事療法の範囲内での摂取を考慮しなければなりません。