玄米など、糠を除去していない全粒穀物の摂取頻度が高いほど高血圧になりにくいことが、「Nutrients」誌に掲載されました。

 

 研究では、全粒穀物を「時々またはいつも摂取する」群では、「全く摂取しない」群に比べて高血圧になるリスクが0.35倍となりました。

 

 玄米・胚芽米を食べたり、ご飯に麦や雑穀を混ぜて食べると、白米よりも健康上の利点が多く、高血圧リスクを低下させることが報告されていますが、日本人は高血圧の頻度が高いにも関わらず全粒穀物の摂取量が世界で最も少ないレベルにあります。