新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連のこれまでの報告から、肥満者の場合は高齢でなくても重症化リスクが高く、心疾患や肺疾患を有することよりも重症化との関連が強い結果となり、「Clinical Infectious Diseases」誌に報告されました。 

 

 具体的には、BMIが30~34の人は30未満の人に比較し、緊急入院の頻度が2.0倍、ICU入室頻度が1.8倍となり、さらにBMIが35以上の場合は2.2倍、3.6倍でありました。 

 

 年齢を変えることはできませんが、適切な場所にいながら体重を管理し健康状態を維持することは可能であり、COVID-19パンデミックを乗り越える力を高めることができると考えられます。