小児の近視進行を遅らせる初のコンタクトレンズMiSightが、米食品医薬品局(FDA)により承認されました。 

 

 MiSightは、同心円状にレンズのゾーンが分かれており、標準的な矯正レンズと同様に、屈折異常を矯正し遠見視力を改善する部分のほか、光の一部の焦点を網膜の手前に合わせる部分があり、近視を進行させる刺激を緩和します。 

 

 3年間の期間中、MiSightレンズを装着した小児では、従来のソフトコンタクトレンズを装着した小児と比較して、近視の進行が遅く、眼軸長の変化が小さい結果となりました。