米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズは、新型コロナウイルスに対して、治療にも予防にも使える抗血清療法を開発。来月には治験開始に向けて量産を始め、夏の終わり頃には大量供給できる生産体制を構築したいとしています。 

 

 また、関節リウマチ治療薬として販売している抗IL-6受容体抗体「ケブザラ」(一般名・サリルマブ)を用いた臨床試験も開始。抗IL-6抗体は、過剰免疫により呼吸器症状が悪化した新型コロナの重症患者に有効で、中国では同じ作用機序を持つ中外製薬の「アクテムラ」が重症患者の治療薬として推奨されています。

 

  続々と開発される新型コロナの治療薬、期待がもてそうです。