中外製薬は、アクテムラ(一般名:トシリズマブ(遺伝子組換え))について、新型コロナウイルス感染症による重症肺炎を対象に臨床第3相試験を開始すると発表。

 

 同剤は、中外製薬が大阪大学と共同で研究し、創成した日本発の医薬品です。 同剤は、炎症サイトカインであるIL-6の受容体を遮断することで効果を発揮。中国では3月から同剤の新型コロナウイルスへの投与を認可しています。

 

 重症肺炎治療の切り札になるか?臨床試験の結果に注目です。