寄生虫感染症の治療薬イベルメクチン(Ivermectin)は、2015年のノーベル医学生理学賞を受賞した大村智氏が土壌の微生物から分離したアベルメクチンという物質からできた薬。 

 

 今回、オーストラリアの研究グループは、イベルメクチンが新型コロナウイルスのRNAを24時間後に93%、48時間後には99.98%抑制したことを報告。同研究グループは、まだ細胞を使った実験室内の結果であり、さらなる研究が必要としています。

 

  イベルメクチンは、各国の薬事承認済で、生産ラインも整備され、特許も切れていることから大きな可能性が期待されます。