米モデルナは、早ければ今秋にも新型コロナ向けワクチン「mRNA-1273」を供給したい考えを明らかにしました。同社のワクチンは、先ごろ世界で初めてヒトでの臨床試験が開始されました。

 

  米国食品医薬品局(FDA)には、パンデミック発生などの緊急時に必要な医薬品を緊急承認する「緊急使用許可(EUA)」制度があります。今回の新型コロナ流行ではすでに臨床検査分野でEUAが導入され、さらに同制度を緩和したルールが適用されています。 

 

 モデルナは、現在第2相試験を準備しており、月間数百万本の量産に向けたスケールアップを進めているため、期待が持てそうです。