N95マスクは着用していたが、眼を保護するゴーグルなどを付けずに武漢発熱外来で感染した医師が、肺炎発症前の数日間、眼の充血を経験したことから、眼がウイルスを含む飛沫に曝露し感染する可能性がLancet誌に発表されました。

 

 感染性を有する飛沫や体液は、結膜上皮に容易に付着します。2003年に流行したSARSでも、感染は主に、口、鼻の粘膜の飛沫への接触による感染のほか、保護されていない眼からも感染が起こりうることが示されています。

 

 眼は、絶対にこすらないようにしましょう。