帯状疱疹ワクチン「シングリックス」が、2020年1月14日に発売されました。米国、カナダ、ドイツで大人気となり、生産量が追いつかず、日本での販売が遅れたようです。

 

 本剤は、通常、50歳以上の成人に0.5mLを2か月間隔で2回、筋肉内に接種します。

 

 帯状疱疹の生涯罹患は3人に1人と言われ、耐え難い激しい痛みを伴うことから、不眠やQOL(Quality of life:生活の質)の低下など患者さんに多くの苦痛をもたらします。また、帯状疱疹は重篤な合併症や後遺症をもたらす可能性もあることから、ぜひ打っておきたいワクチンのひとつです。