歌手のジャスティン・ビーバーもかかった感染症のライム病。患者数が年々増加していることから、社会的にも重大な問題となっています。

 

 ライム病は、マダニ(主にシュルツェマダニ)が媒介するボレリア菌による感染症。発疹を主な症状とするI期、顔面神経麻痺などの神経症状を呈するII期、関節炎などを生じるIII期と進行します。

 

 シュルツェマダニは北海道では平地に、本州では800m以上の山地に生息するといわれてきましたが、最近、青森県の平野部でも生息が確認されています。