一晩に9時間以上寝たり、90分以上の昼寝をしたりする習慣のある人は、脳卒中を起こしやすいことが、「Neurology」誌に掲載されました。

 

 分析の結果、一晩の睡眠時間が9時間以上だった人では脳卒中リスクは23%高いことが分かりました。また、昼寝の時間が90分を超えていた人では脳卒中リスクは25%高いことも示されました。さらに、一晩の睡眠時間が9時間以上と長く、かつ昼寝の時間も90分を超えていた人では、脳卒中リスクは85%と最も高いことも明らかになりました。

 

 寝過ぎると日中の活動量が低下し、活動量が低下すると肥満や血糖コントロールの悪化、血圧の上昇につながる可能性が指摘されています。