アルツハイマー病（AD）発症にはさまざまな要因が関与していますが，脳内でのAβ蓄積増加が主な原因と考えられており、脳内Aβレベルを制御することが治療・予防戦略のひとつとして有望視されています。
このたび、コンニャク芋由来のセラミドが、アミロイドβペプチド（Aβ）蓄積を軽減させることが報告され、「Scientific Reports」に掲載されました。コンニャク芋由来のセラミドは、機能性食品素材として美肌目的のサプリメントや飲料に配合されている脂質成分。
今回の研究で得られた新たな知見は、機能性食品素材や新薬開発につながる可能性があります。