中等症から重症の片頭痛発作に対する急性期治療として、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬ubrogepantの臨床試験を行い、2時間後の痛み解消と症状改善に有効なことが確認され、JAMA誌に報告されました。

 

 片頭痛の症状は、身体的健康、精神的健康のみならず、他者との関係や、仕事、収入など、生活のあらゆる面にネガティブな影響を及ぼしますが、従来から使われている急性期治療薬では、必ずしも満足な結果が得られない場合がありましたので、新しい片頭痛薬に期待が寄せられています。