IL-33のモノクローナル抗体製剤etokimabの注射を1回受けた重度のピーナツアレルギー患者は、2週間後に少量のピーナツ蛋白質を摂取することができたとJCI Insight誌に報告されました。

 

 インターロイキン(IL)-33は免疫応答に関与する分子であり、アレルギー性疾患患者での発現上昇が認められます。

 

 食物負荷テストの結果、etokimab群とプラセボ群の有効性(275mgのピーナツ蛋白質の安全な摂取と規定)は、15日目で73%vs. 0%、45日目で57%vs. 0%と、2〜6週間にわたり効果が持続しました。