1日当たり0.5食分の加工肉、精製穀物、デザートなどをナッツ14gに置き換えると、加齢に伴う長期的な体重増加や肥満(BMI 30以上)の抑制につながることが示され、「BMJ Nutrition, Prevention & Health」誌に掲載されました。

 

 研究では、ナッツ摂取量が4年間を通じて1日当たり14g以上であった人では、肥満のリスクが23%低下していました。

 

 ナッツは満腹感を得やすく、食物繊維が豊富で腹持ちがよく、また、ナッツの食物繊維は腸内の脂肪を結合し体外に排出します。そのため、ケーキやクッキーなどの代わりにナッツを食べると、比較的容易に肥満を防止できると考えられます。