認知症の発症リスクは、中高年期を通じて正常血圧を維持した人と比べ、中年期も高齢期も高血圧であった人では49%上昇、中年期の高血圧から高齢期に低血圧に転じた人では62%上昇することがJAMA誌に報告されました。

 

 以上の結果を踏まえ、高血圧の中年成人は、高齢期を迎える前に血圧正常化を達成することが重要と思われます。